甲子園ベスト8の試合の組み合わせ
8月18日に甲子園のベスト8による準々決勝4試合が行われます。
試合の組み合わせ表
- 第1試合(8:00~):明石商(兵庫)-八戸学院光星(青森)
- 第2試合(10:30~):中京学院大中京(岐阜)-作新学院(栃木)
- 第3試合(13:00~):星稜(石川)-仙台育英(宮城)
- 第4試合(15:30~):履正社(大阪)-関東第一(東東京)
※試合開始時刻は予定です。
チーム名クリックでメンバーと出身中学の一覧表が見れます。
明石商対八戸学院光星の試合展開予想
準々決勝第一試合は明石商(兵庫)-八戸学院光星(青森)。
ベスト8で唯一の公立校の明石商は3回戦の宇部鴻城(山口)戦では延長10回ワンアウト満塁から河野光輝のスクイズでサヨナラ勝利を飾っています。
満塁からのスクイズとはかなり難しく、成功率が低いプレーです。
これを大一番で決めるとは集中力の高さが見られます。
2回戦でも埼玉代表の花咲徳栄に1点差で競り勝っており、接戦を勝ち上がってきた選手たちの勝負強さに注目。
八戸学院光星は初出場・愛知代表の誉高校戦では11安打、智弁学園(和歌山)戦の18安打に続き、3回戦の海星(長崎)戦も14安打と、3試合続けて2ケタ安打の打撃力は大会トップクラス。
海星戦で9回ワンアウト満塁からサヨナラタイムリーを放った下山昂大は初戦で満塁アーチ、2回戦でも2安打2打点と大当たり。
この準々決勝でも台風の目となるのでしょうか。
中京学院大中京対作新学院の試合展開予想
準々決勝第二試合は中京学院大中京(岐阜)-作新学院(栃木)。
中京学院大中京の準々決勝進出は44年ぶり。
3回戦では2点ビハインドの7回に7点を奪い、優勝候補の東海大相模(神奈川)を撃破。
また、投手陣は5投手を継投して豪打の東海大相模打線からリードを守りました。
作新学院戦でも継投策が楽しみですね。
作新学院はこの中で唯一の優勝経験校です。
3回戦岡山学芸館(岡山)戦で先発・林勇成が8回ツーアウトまでノーヒットの快投ぶりでした。
守備も堅い守りで、バックを守っています。
打線もここまで19安打18得点と、攻守がかみ合えば再びの優勝も見えてきます。
星稜対仙台育英の試合展開予想
準々決勝第三試合は星稜(石川)-仙台育英(宮城)。
連戦となる両チーム。
星稜の3回戦、智弁和歌山(奈良)戦は1対1のまま今大会初となるタイブレークとなりました。
14回に福本陽生のサヨナラ3ランで勝利し、24年ぶりのベスト8入りを決めたのは前日のこと。
注目のエース・奥川恭伸は23奪三振で14回を1失点完投。
奥川投手の疲労が心配ですね。
連日の先発の可能性は低く、寺沢孝多、寺西成騎ら2年生ピッチャー陣の好投に期待しましょう。
好投手と堅い守りの星稜に対して、打撃力が強さの仙台育英。
3回戦の福井代表敦賀気比戦では5回は3連打、6回は4連打で続けて2点を挙げました。
星稜の投手陣を相手に打線勢いを保てるかが試合のポイントですね。
履正社対関東第一の試合展開予想
準々決勝第四試合履正社(大阪)-関東第一(東東京)。
両チームともに連戦となります。
履正社は初のベスト8進出を果たしました。
3試合で計43安打と打撃力は圧倒的と言っていいでしょう。
3回戦では履正社14安打、富山代表の高岡商は12安打の打撃戦となり、軍配は履正社でした。
6回にはドラフト注目の四番・井上広大が大会2号となる2ランホームランを打ちました。
主砲を中心とした攻撃力で準々決勝でも相手を圧倒するのでしょうか。
関東第一はWエースで履正社打線に対します。
土屋大和はここまで3試合全てに登板し、2回戦の熊本工業戦では5失点ながらも完投。
谷幸之助は初先発した山形代表鶴岡東戦で6回6失点だった。
ここまでの試合を見るとやや点を取られてきた感がありますが、履正社打線を抑えられるかに注目ですね。
シーソーゲームを制してきた打線がピッチャーを援護できるかも勝敗を分けるポイントになりますね。
以上、ベスト8の組み合わせと試合展開の予想でした。
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