インフィールドフライとは。元高校球児が解説します

高校野球2019

インフィールドフライ(英: Infield fly rule)は、野球・ソフトボールの試合で、特定の条件下において打者が打ち上げたフェアの飛球の内、内野手が普通の守備行為を行えば捕球できると判断されるもの、またその際に適用される規則である。
「無死または一死」で「走者一・二塁または満塁」の場面において打者が打ち上げた飛球で、審判員が「内野手(内野に位置する野手)が普通の守備行為を行えば、捕球できる」と判断したものを、インフィールドフライという。

引用:ウィキペディア

インフィールドフライとみなされたものは
取っても取らなくてもバッターアウトです。

一見すると取らなくてもアウトって
攻撃側に不利なルールに見えますが、
攻撃側の救済措置のためにあるルールです。

この理由はここから詳しく説明します。

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インフィールドフライになる条件

まずはインフィールドフライになる条件を
確認しておきましょう。

インフィールドフライになる条件は
次の二つを両方満たしていることが
条件となります。

  • アウトカウントがノーアウトか1アウト
  • ランナーが1・2塁又は満塁

この二つの条件が必要です。

これってダブルプレー、又はトリプルプレーが
できる状況という事です。

この状態で内野にフライが上がった場合は
インフィールドフライとなります。

ちなみに、
ライナーとバントでは適用されません。

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インフィールドフライのルールは攻撃側の救済措置。多重殺を防ぐため

インフィールドフライのルールはなぜあるのでしょうか?

それは多重殺(ダブルプレー・トリプルプレー)を防ぐためです。

もし、インフィールドフライのルールがない場合、

  • アウトカウントがノーアウトか1アウト
  • ランナーが1・2塁又は満塁

この条件下で内野フライが上がった場合、
ランナーは元の塁に戻ります。

このフライを野手が取らなかったら
ランナーは次の塁に走らなくてはなりません。

ランナーが塁に到達する前にボールを持ってベースを踏めばフォースアウト。
ランナーが複数いるのでダブルプレー・トリプルプレーも取れます。

わざとフライを落として複数のアウトが取れる、
この状態を防ぐためにインフィールドフライルールが設けられています。

これが攻撃側の救済措置という根拠です。

インフィールドフライでもタッチアップはできる

インフィールドフライでもタッチアップはルール上はできます。

インフィールドフライが宣告されたプレーでも
野手がフライを取った場合は通常のフライアウトと同じです。

なのでタッチアップもできます。

ですが、
インフィールドフライという事はベースの近くのフライ
ということになるのでタッチアップはかなり難しいでしょう。

守備側がルールを知らずに
油断をしていたら走れるかもしれません。

この場合はディレードスチールに近いプレーになるでしょう。

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インフィールドフライを落球した場合

インフィールドフライを落とした場合

  • フェアグラウンドに落ちればバッターアウト
  • ファールラインの外に落ちればファール

となります。

フェアグラウンドに落ちてバッターアウトでも
ボール・イン・プレー中です。

ランナーは元の塁に戻ってもいいし、
次の塁に走ってもいいです。

守備側は
ベースを踏んでいないランナーに
タッチをすればアウトにできます。

このルールを知らないとやらかす可能性もあります。

ランナーは元の塁に戻って踏んでいることが無難ですね。

インフィールドフライがファールラインの外に落ちたらファール

インフィールドフライの宣告があったプレーでも
ファールラインの外でボールが落ちれば
ファールになります。

あくまでフェアでないと成立しないという事ですね。

なので守備側はフライを取ることが基本です。

また、フェアグラウンドにボールが落ちて、
その後、転がってファールラインの外に出ればファールです。
この辺も普通の打球と同じですね。

インフィールドフライ・イフ・フェアとは

ファールライン付近にフライが上がった場合は
審判は
「インフィールドフライ・イフ・フェア」
と宣告します。

これは英語のif(もし○○なら)です。

もし、フェアならインフィールドフライですよ、
という意味です。

守備側が取らずにファールラインの外に落ちればファール。

フェアグラウンドに落ちればインフィールドフライでバッターアウト。

要するに普通のインフィールドフライと同じです。

ファールライン付近の場合はこのように宣告する、という事で意味は同じです。

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インフィールドフライでサヨナラはプロでもあった

インフィールドフライでランナーが返ってサヨナラって
プロでもあったプレーなんです。

レアケースではあるんですけど。

下の動画はyoutubeで拝借した動画です。

2015年5月4日の巨人対広島戦です。

9回ワンアウト満塁の場面。

インフィールドフライを落球後、
ランナーが生還し、広島がサヨナラ勝ち。

私も野球経験者として思うところを解説します。

三塁塁審がインフィールドフライを宣告した時点でバッターアウト

主審はインフィールドフライ宣告をしていなかった
(この時点で誤審)

ボールを落とした後、
ファールライン付近を転がっていたので
触らなければファールになっていただろう

ボール・イン・プレー中なので
3塁ランナーをアウトにするにはタッチプレーが必要だった

主審がさらに誤審し、フォースアウトのジャッジをした

広島の石井琢朗3塁コーチは誤審に気づいて猛抗議。
(ナイスアピール)

抗議の結果、広島のホームインが認められ、勝利。

もちろん、ルール的にも広島が正しいです。

プロの主審でも間違えるほどのルールです。
ですが、基本はバッターがアウトになるだけで
ボール・イン・プレーです。

内野手ならしっかりと覚えておきましょう。

以上、
インフィールドフライとはの解説でした。

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