参議院選挙の仕組み。日程が決まっている理由

選挙
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参議院選挙が「通常選挙」と呼ばれるわけ

このページでは参議院選挙のしくみを解説します。

参議院議員の任期は6年ですが、
「3年ごとに半数ずつ改選」という決まりがあります。

また、参議院には解散がないため、
必ず3年に一度選挙をします。

衆議院と違い、3年に一度選挙をすると
決まっているため
参議院選挙は「通常選挙」と呼ばれます。

次回の参議院選挙は2019年7月に予定されています。

参議院議員の定数と改選人数

参議院議員の定数は平成30年7月18日に公職選挙法改正案が成立したため、
248人になりました。

このため、次回(2019年7月)の参議院選挙では
半分の124人が選出されます。

内訳としては

  • 74人が選挙区
  • 50人が比例代表

から選出になります。

なので選挙の際には投票用紙を2枚渡されます。

選挙区と比例代表の仕組みををそれぞれ解説します。

参議院選挙の選挙区

選挙区では投票用紙に候補者の名前を書きます。

選挙区の区分けは基本的に都道府県別ですが、
鳥取県と島根県、徳島県と高知県は
それぞれ2県で一つの選挙区になります。

選挙区ごとの当選枠は人口に応じて割り当てられているので
人口の多い都市部から多くの議員が選出されます。

例えば東京からは6人、大阪からは4人、
となります。
得票数の多い候補者順に当選します。

このように一つの選挙区から複数の議員を選出することを
大選挙区制と言います。

参議院選挙の比例代表制

次に比例代表制について解説します。

比例代表では投票用紙に
政党名または比例代表の候補者名を書きます。

参議院選挙では比例代表は全国を一つの選挙区として
当選者数を政党に割り当てます。

また、政党内では個人名での得票が多い候補が
当選となります。

このように、(衆議院選挙と違って)名簿を作らず、
個人名での得票で比例代表の当選が決まることを
非拘束名簿式比例代表制と言います。

この方式だと比例代表であっても
候補者個人の知名度が重要ですね。

比例代表の特定枠とは 「当選させたい候補リスト」

参議院選挙の比例代表は事前に名簿を作らない
非拘束名簿式比例代表制ですが、
政党ごとに「特定枠」があります。

これは特定枠に入っている候補は
優先的に当選する
言わば「当選させたい候補リスト」です。

特定枠の候補は当選する確率が高くなるため、
党の重要な候補を特定枠に入れることになります。

比例代表制はドント式で当選者数を割り当てる

次に比例代表制で当選人数の割り当てを決める方式の
ドント式について解説します。
次の表を見てください。

例として10の議席をA党、B党、C党、D党で争うものとします。
表内の【】の数字は当選の優先順位を表しています。

A党B党C党D党
獲得票数100,000票80,000票60,000票40,000票
1で割る100,000
【1】
80,000
【2】
60,000
【3】
40,000
【5】
2で割る50,000
【4】
40,000
【6】
30,000
【8】
20,000
3で割る33,333
【7】
26,666
【9】
20,00013,333
4で割る25,000
【10】
20,00015,00010,000
5で割る20,00016,00012,0008,000
獲得議席数4321

この結果A党は4議席、B党は3議席、C党は2議席、D党は1議席を
獲得した、という事になります。

このドント式は獲得票数を1・2・3・4、、、と
数字で割っていき、それぞれ多い順に人数を割り当てていきます。

参議院選挙では選挙区・比例代表の重複立候補はできない

参議院選挙では選挙区と比例代表の重複立候補はできません。

なので衆議院選挙のように「比例での復活当選」はありません。

なので候補者は選挙区か比例かどっちなら当選できるのか
を見極めることが重要なんですね。

2019年参議院選挙の日程予想

次回の参議院選挙の日程について
7月4日公示、21日投開票という予想があります。

これの根拠は

  • 現行の改選予定の参議院議員の任期満了が7月28日
  • 任期満了前30日以内と決まっている

なのでこの予想は的を射てるかな、
と思います。

以上、参議院選挙の仕組みについて解説しました。

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