福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手の成績は?
千賀滉大投手といえば、育成の星!お化けホークでも有名な、福岡ソフトバンクホークスの大エースですよね。
2019年シーズンではベストナインにも選出され、令和初となるノーヒットノーランも達成しました。
大活躍中の千賀投手ですが、鳴り物入りで入団したのでしょうか?
そんな気になる千賀投手のこれまでの成績をまとめました。
プロ入り前
千賀投手は小学校2年生から野球を始めます。
小学生の頃は地元の少年野球チームに所属し、蒲郡市立中部中学校に進学後は軟式野球部に入部しました。
三塁手としてプレーしていましたが、この頃は成長痛が酷く、思うように野球ができなかったといいます。
中学卒業後は愛知県立蒲郡高等学校への進学。
高校時代では肩の強さを買われ、投手に転向します。
1年時から公式戦に登板し、2年の春からはエースとしてチームを牽引しました。
高校最後の選手権大会では3回戦で敗退となりました。
決して、プロ注目の有名選手ではありませんでしたが、愛知県内のスポーツ店主が千賀投手のポテンシャルを見抜き、ホークスのスカウト陣に勧めたのがきっかけで、2010年育成ドラフト会議で4巡目指名を受け入団しました。
スポーツ店主の「見る目」がすごいですね。
プロ入り後
1年目となる2011年は三軍戦で多く登板し、ウエスタン・リーグでの登板機会もほとんどありませんでした。
しかし、シーズン終了後、みやざきフェニックスリーグにて二軍戦初登板を果たし、全4試合、通算3回1/3イニングを無失点に抑えるという素晴らしい成績を残します。
2012年シーズンは2軍で開幕を迎えます。
開幕から先発ローテーションに入り、絶好調だった千賀投手。
それを受け、4月23日に支配下選手契約へ移行し、4月30日にはついに先発投手として一軍デビューを果たします。
シーズン全体を通して見ると、一軍では公式戦2試合に登板、0勝1敗という成績に終わりましたが、ウエスタン・リーグでは通算18試合に先発として登板。最優秀防御率(1.33)のタイトルを獲得しました。
2013年シーズンはセットアッパーとして自身初の開幕一軍入りを果たします。
この年、27登板試合連続無失点、一軍初ホールド、一軍初勝利、救援投手による公式戦連続無失点イニング(34回3分の1)のパシフィック・リーグタイ記録を樹立します。
2016シーズンから頭角を現す
千賀投手が一軍の先発投手として力を発揮し始めたのは2016年のシーズンからでした。
3月30日の対西武戦ではシーズン初勝利と挙げた後、一軍初の完投勝利、オール先発で8連勝を記録するなど大活躍。
この年はシーズン12勝目を挙げ、育成ドラフト出身投手による一軍公式戦でのシーズン最多勝利記録を達成しました。
2018シーズンは開幕投手
2018年は自身初めての開幕投手として登板。
プロ入り初完封勝利を挙げただけではなく、2度目の1イニング4奪三振を達成しました。
シーズンを通して13勝を挙げましたが、防御率(3.51)やWHIP(1投球回あたり何人の走者を出したかを表す数値)は1.23と自己ワーストを更新するなど、なかなか思うようにいかない1年ではあったようです。
2019シーズンは奪三振王とベストナイン獲得
そして、2019年、千賀投手が大躍進するシーズンとなりました。
この年も開幕投手として登板し、なんと自己最速の161km/hを記録しました。
9月6日の対ロッテ戦では史上80人目となるノーヒットノーラン達成、これは令和初のノーヒットノーランとなります。
最終的にはリーグ最多227奪三振を記録して奪三振王のタイトルを獲得。
シーズン終了後にはゴールデングラブ賞とベストナインも受賞し、千賀投手は誰もが認めるソフトバンクホークスの大エースとなりました。
まだまだ千賀投手の勢いはとどまることを知りません。
来シーズンにも期待です。
以上、千賀滉大投手(福岡ソフトバンクホークス)の成績についてまとめました。
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