2019年四国の梅雨入り・明け予想
2019年の四国の梅雨入り・明けの時期を予想します。
気象庁発表の過去データから最近の傾向などをまとめました。
2019年の四国の梅雨入りは6月26日ごろと発表
2019年の四国の梅雨入りは6月26日ごろと発表がありました。
平年よりも21日遅い、最も遅い梅雨入りとなりました。
平年と直近5年の梅雨入りのデータは下記の通りです。
- 平年:6月5日ごろ
- 2014年:6月2日ごろ
- 2015年:6月2日ごろ
- 2016年:6月4日ごろ
- 2017年:6月20日ごろ
- 2018年:6月5日ごろ
出典元:気象庁
四国の観測史上、最も遅い梅雨入りは1967年の6月21日頃でしたが、2017年はそれに次いで2番目に遅い梅雨入りでした。
2019年はそれよりもさらに遅い6月26日ごろの梅雨入りで遅い記録を更新しました。
2019年の四国の梅雨明けは7月10日前後と予想
2019年の四国の梅雨明けは7月10日前後と予想します。
追記・2019年は最も遅い梅雨入りとなったため、梅雨明けも予想よりも大幅に遅くなる見込みとなります。
平年と直近5年の梅雨明けのデータは下記の通りです。
- 平年:7月18日ごろ
- 2014年:7月20日ごろ
- 2015年:7月24日ごろ
- 2016年:7月18日ごろ
- 2017年:7月13日ごろ
- 2018年:7月9日ごろ
出典元:気象庁
四国の梅雨明けの平年は7月18日ですが、
2014年、2015年は平年より遅く、
2016年は平年並み、
2017年、2018年は平年よりも早く梅雨明けしています。
このため、近年は早めに梅雨明けする傾向があるので
当サイトでは2019年の四国の梅雨明けは7月10日前後と予想します。
梅雨の定義
梅雨は、春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、日照が少なくなる季節現象です。梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。ここに掲載した期日は、移り変わりの期間の概ね中日を示しています。
引用元:気象庁
気象庁では梅雨とは上記のように定義しています。
梅雨の入りと明けには5日間程度の「移り変わり」の期間があり、発表されている日付はその中日をさしていることが多いです。
四国地方に属する県
四国地方に属する県は
- 香川県
- 愛媛県
- 徳島県
- 高知県
の4県です。
気象庁では細分地域名という発表では
四国を瀬戸内側と太平洋側とで分けることもあるようですが、
梅雨入り・明けの発表の場合は四国全体をひとまとめにしています。
四国の梅雨の雨の降り方
四国の梅雨の特徴としては
年によって降水量にばらつきがあることです。
2017年は平年比で81%と少なめだったのに対し、
2018年は平年比が156%とかなり多く降りました。
これは梅雨前線が四国付近で停滞した場合に降雨量が増え、
そうでない場合は降雨量は比較的少ない、というのが原因です。
梅雨の雨は多すぎれば災害の危険性は増しますが、
少なすぎると水不足を引き起こします。
ほどほどの量が降ってくれることを期待しましょう。
以上、四国の梅雨入り・明けの予想でした。
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